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鎌田が惚れこんだ BESPOKE SHOES 【TYE SHOEMAKER】

藤井です。
Mr.Feniceで新しくオーダー可能となった
日本のBESPOKESHOESブランドの

【TYE SHOEMAKER】
http://www.tyeshoemaker.com/

ボス、鎌田が
『最高のフィッティング』
と感動したTYE SHOEMAKER。

サロンでは
ボスの仮縫い(これがまたすごいんです!)
を見させて頂き、
なんて細かいフィッティングなんだ!
と毎回驚きながら見ていました。

そして仕上がったボスの靴
本当に素敵な靴なんです!!
サンプルを見てオーダーしたんですが、自分のリクエストや、好みを入れるとこんなに違いがでます.

まずはサンプルから
↓↓↓

そして仕上がってきた靴がこちら
↓↓↓

ちなみにボス鎌田の
リクエスト内容は、
ノーズを抑え気味に、チゼルも極端に落差をつけず、ローマ靴の良さ、イギリス靴の良いところ、を取り入れつつ、
TYE SHOEMAKERらしい靴。
履いてる自分が上から見た時に美しい靴であり、
靴だけが悪目立ちせずに
Mr.Feniceの服と調和しながらも
しっかりとオーラが出る靴...
(すごいリクエスト汗)

かなり難しい注文を入れたにもかかわらず、 出来上がりは正にそのとうり、大満足の1足!!
ちなみにこの一足、
ステッチにちょっとしたこだわりが細工されています。
気になる方はサロンにて!!。

このTYE SHOEMAKERの良さを もっとお客様にお伝えしたい!!
そう思った私(藤井)が TYE SHOEMAKERの工房へおじゃまさせて頂きました。

いったいどんな秘密が隠されてるのだろう?
訪問日の前日からワクワクしながら
工房へ向かいました。

TYE SHOEMAKER
の工房は浅草にあります。
(なんて職人らしい土地に工房があるんだ!)

生まれて初めて目にした

ビスポークの工房!

案内してくれたのは
TYE SHOEMAKERを主宰する
大野毅さんと島村洋平さん。
まだまだ知識不足な私に丁寧に靴作りの工程を教えてくれました。

まずは私の足型をとらせて頂きました。
出されたのは
ドイツの医療用の足型をとる
トリッシャム
足を置きまずは足型を
(自分の足の裏の形を初めて見ました)
MARINIに支払いが残ってるので 私はTYE SHOEMAKERのオーダーは我慢。涙

この時点で
自分の既製革靴遍歴でかかえていた悩みを 即座に答えてくれました。

製法は
ハンドソーンウェルテッド製法
その後は
オーダーシートによる
細かい採寸。

型をとられた
足裏の石膏と木型をもとに
アッパーの裁断

吊り込み
と初めてみる
靴作りの工程。

その中でも私が一番興味が湧いたのが
大野さんが10年以上使用している
こだわりの革の
インソールとアウトソール
(左がインソール、右がアウトソール)

・厚みもあり
・汗の吸湿性もよく
・発汗性もあり
・耐久性もあり
etc

こだわりの革。

ハンドソーンウェルテッド製法ですので コルクを一切使わずに
革だけの厚みのみでコピーされた足型。
ボス鎌田の言っていた
【最高のフィッティング】
の秘密の一つがわかりました。
(もちろん全体の細かな作りのバランスもあるとは思いますが)

コルクが沈むのではなく
革だけの厚みで!!
聞いてるだけで履き心地の良さが伝わってきました。
インソールの大切さがわかりました。

2時間程工房を見学していましたが
店でお話させていただくよりも
大野さん、島村さんと
靴作りや人生観について深くお話させて頂きました。

仕上った靴もそうですが
それを作り上げるお二人にも惚れこんでしまいした。

『今できる自己ベストを尽くす。
それしかない。いつもそのつもり。
藤井さんと一緒です。笑
精一杯やる
私だってわからないことだらけです』
(お恥ずかしながらお二人に比べればまだまだ私は赤ん坊レベルです。)

『足も違えば、革も違う、木型も違う、デザインも違う、人の感覚も違う、
なんとか頑張って人の足を捉えて
ベストを尽くしたとしても
人の心は捉えられない
長い道のりです』

と大野さん。

ものすごく謙虚で誠実な姿勢だと思います。
二人とも温かい人柄です。
今回、工房でのお二人にお会いして、
安心してオーダーできることを確信しました。

以前
お客様に
『美しい靴は人生を豊にすると思います。』
と言われことがありますが、
今回の体験で
また少しわかってきたような気がします。

Mr.Feniceのサロン内では
【TYE SHOEMAKER】
ショールームが完成しております。
サンプルも多数ありますので
是非一度足を運んで頂ければ幸いです。
(ご興味のある方は、鎌田、藤井までご連絡を頂けるとありがたいです。)

次回のコラムは
Alessandro Guerra TRUNK SHOW,
Mr.Fenice3周年Partyと
立て続けのイベントで
ちょっと疲れ気味の鎌田が
書かせて頂きます。
お楽しみに!!

2019.11.07